【名刺情報を営業や販促に活用】 顧客情報をグループに分けし、個別に施策を展開

株式会社キムラ 様

  • 事業内容:住宅資材の卸売

  • 従業員数:188名

  • 所在地:本社 北海道 営業所:道内4拠点 本州8拠点

$[「ご要望の、一歩先へ。」という企業スローガンを掲げて、住宅資材の卸売などの事業を展開する株式会社キムラ様。この度は、執行役員とマーケティング部の部長を兼任する泉雅暁様に、myBridgeを導入した経緯や活用方法についてお話を伺いました。]

myBridgeの共有名刺帳の中で取引先をグループに分類し、それぞれのグループに合ったマーケティング施策を展開するノウハウにも触れています。ぜひ参考にしてみてください。

名刺情報が「活用できる状態」に整理されていなかった
シンプルな機能が使いやすいと考えmyBridgeを選択

–はじめに、御社の業務内容をお聞かせください。

泉様:当社は札幌市に本社を構え、住宅資材の販売を中心とした事業を展開しています。現在、北海道に札幌本社と4拠点、本州に9拠点を展開し、地域ごとのニーズに沿った対応が強みです。

拠点間の連携には電話やメール、オンライン会議ツールを活用しています。各拠点の部門長は月次のミーティングをオンラインで行いつつ、四半期ごとに顔を合わせ拠点間の連携を深めています。

私は執行役員としてマーケティング部を統括しており、担当している業務は、オリジナル商品の企画・開発や販売促進、広告宣伝の立案、営業現場への情報提供です。当社のオリジナル商品には、換気システムや全館空調システムをはじめとして、住宅や施設に関連するさまざまな製品があります。

myBridgeを導入する前、名刺管理についてどのような課題がありましたか?

泉様:myBridgeを導入する前は、営業メンバーやマーケティングメンバーが個別に名刺を管理しており、名刺情報が社内で十分に共有されていないという課題がありました。取引先の担当者が異動することも多く、「この取引先、今は誰が担当者?」というやりとりが社内でしばしば発生し、そのたびに調べなければならなかったのです。

そこで、名刺管理サービスを導入すれば、社内のどのメンバーが、どの会社のどの担当者と接点を持っているのかを可視化でき、都度の確認や調査が不要になるのではないかと考えました。また、マーケティング施策の一環として名刺を交換した取引先への積極的な情報発信を行う計画もあり、名刺データを有効活用していくためにも、アナログな管理から脱却して、ツールによる一元管理と社内における円滑な情報共有を図る必要性を感じていた次第です。

–どのような経緯でmyBridgeを知りましたか?

泉様:名刺管理サービスの導入を検討するなかで、複数のサービスを比較検討しました。その際にmyBridgeを知り、最終的にはシンプルな機能とコストメリットを重視して選定しました。

導入後に実感したのは、myBridgeは名刺の登録精度が高く、シンプルで使いやすいということです。現時点では、名刺情報の管理および共有を超えた複雑な機能を求めていないこともあり、myBridgeは当社に最適な選択だったと感じます。

導入を進める際、営業メンバーやマーケティングメンバーから抵抗はありませんでした。特に、営業メンバーの多くは個人で名刺管理サービスを使っていたため、myBridgeの導入により社内における情報共有が円滑になると考えていたようです。名刺をスマートフォンで撮影するだけで登録できるという手軽さも好印象でした。また、他のサービスで管理していた名刺データをCSVでダウンロードしてmyBridgeにスムーズに登録できたため、移行作業に負担はありませんでした。

営業・マーケティングメンバーで活用
共有名刺帳で顧客をグループ分けし、メルマガ配信に活用

–業務において、myBridgeをどのように活用していますか?

泉様:当社では2020年からmyBridgeを導入しており、主に営業メンバーとマーケティングメンバーが使用しています。現在運用しているアカウント数は、全国の拠点で70個です。

導入初期には、myBridgeの操作方法をマニュアル化し、どのような場合にグループ分けを行うかなどのレクチャーを実施しました。アカウントの作成には会社のメールアドレスを使うというルールも定め、全社で統一された運用を目指しています。現在では、拠点のメンバーや先輩社員が新入社員に対して、使い方やノウハウを自発的に伝えるようになっており、myBridgeが現場に定着している状況です。

基本的な使い方として、各メンバーが名刺交換後にmyBridgeに名刺情報を登録し、個人の名刺帳として活用しています。取引先の情報を知りたい場合は、myBridgeで企業名や担当者名を検索することで必要な情報にすぐアクセスできるため便利です。

共有名刺帳の中では「工務店およびハウスメーカー」「販売店」「仕入先」「競合他社」「専門家」などのグループに分けて名刺情報を管理し、それぞれのグループに適した活動を行っています。

その他、毎年4月に開催している展示会の時期には展示会ごとにグループを作成し、来場者の名刺情報をまとめて管理しています。これにより属性や接点を持ったイベントごとに見込み顧客を管理し、マーケティング施策を展開できるようになりました。

また、展示会の集客を行う際は、myBridgeの共有名刺帳から「販売店」「工務店およびハウスメーカー」のグループに分類されている名刺情報をCSVでダウンロードし、メール配信システムに取り込んだうえでメルマガを配信しています。このように名刺管理のみならず、情報発信の起点としてmyBridgは当社のビジネスに不可欠なツールになりました。

取引先の最新情報を迅速に把握
営業における心理的なハードルを下げる効果も

myBridgeを導入してどのような変化がありましたか?

泉様:myBridgeの導入により、名刺の整理にかかる工数が大幅に削減されました。以前は、紙の名刺を50音順に並べて専用のファイルに綴じたうえで保管していましたが、作業に手間がかかり、ファイルが増えるにつれて物理的なスペースも必要でした。

また、取引先の担当者の異動や退職といった情報の把握が難しく、名刺を使える情報として維持することに難しさを感じていた記憶がありますがこのような状況が大きく改善されました。名刺情報をデジタルで一元管理できるようになったことで、更新された名刺を社内共有でき、取引先の最新情報を把握しやすくなったのです。さらに検索性も高く、必要なときに必要な名刺情報をすぐに見つけられます。

営業面でもmyBridgeの導入効果を実感しています。社内の各メンバーが、いつ・どこで・誰と名刺交換をし、情報を登録したのかという履歴が残るため、会社全体で日々行っている名刺交換を体系的に整理できるようになりました。接点がないと思っていた取引先との間で過去に名刺交換をしていた事実が判明し、再アプローチにつながったケースもあります。その他にも「当社との過去の接点を相手に伝えることで、相手が安心感を持ってくれて、営業の話を聞いてもらいやすくなる」という効果もありました。

また、取引先に電話をかける際にもmyBridgeが役立っています。取引先に架電する場合であっても、先方担当者の部署名や氏名を正確に伝えないと電話を取り次いでもらえないことがありますが、myBridgeから必要な情報をすぐに確認できるため調べる手間が減り、先方にも安心して取り次いでいただけていると思います。シンプルな効果ですが、日々の業務において大変便利だと感じています。

myBridgeを選んで良かった
今後は名刺情報をマーケティングと営業で戦略的に活用したい 

–最後に、今後の展望をお聞かせください。

泉様:当社では名刺管理サービスを導入していない状態からmyBridgeの活用をスタートしました。シンプルながら必要な機能がそろっており、名刺登録の精度やスピードにも大変満足しています。導入以降、営業活動やマーケティング活動のなかでmyBridgeが自然と活用されるようになり、日々便利さを実感している状況です。

今後は、myBridgeに登録されている名刺情報をさらに戦略的に活用していきたいと考えています。名刺を交換した取引先への積極的な情報発信を含めて、デジタルマーケティングを推進していきたいです。

–ありがとうございました。

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