【面談率2倍を実現】 名刺登録が7日から1日に、退職時の引き継ぎにも活用
株式会社堀内機械 様
事業内容:各種油圧シリンダ製造・販売
従業員数:273人
所在地 :大阪府
$[油圧シリンダの総合メーカーとして、産業機械用のJIS規格における標準シリンダについて国内トップクラスのシェアを誇る株式会社堀内機械様。この度は、営業本部・営業企画部 課長の中村貴人様と岡部文香様にmyBridgeを導入した経緯や活用方法についてお話を伺いました。]
myBridgeを活用して見込み顧客との面談率を2倍に向上させた取り組みも紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
1941年創業の油圧シリンダ総合メーカーがmyBridgeを導入
–はじめに、御社の業務内容をお聞かせください。
岡部様:当社は油圧シリンダの製造および販売を主な事業としております。創業は1941年で、既存のお客様との関係を大切にしながら、これまで事業を展開してきました。
私が所属する営業本部・営業企画部ではWebマーケティングや経理の業務を担っており、昨今は名刺情報を活用した施策にも力を入れています。
中村様:私は営業企画部の課長を務めており、部全体の業務の推進が任務です。目下は、営業活動の効率化と顧客との関係強化を目指しています。
展示会で入手した500枚以上の名刺を手入力していた
ペーパーレス化を機にmyBridgeを導入
–myBridgeを導入する前、名刺管理についてどのような課題がありましたか?
中村様:展示会で受け取った名刺情報を入力する業務の効率化が課題でした。1度の出展で500枚から600枚もの名刺を受け取ることもあるのですが、これまでは名刺情報をスプレッドシートに手入力しており、大変な工数がかかっていたためです。
また、営業担当者が退職する際、その人物がこれまでに受け取った名刺を私たちの部で引き取るのですが、10年分以上溜めた膨大な量の名刺を引き取ることがあり、それらの名刺情報をどのように取り扱うべきかについて悩んでいました。あまりに数が多く、どの情報が最新か分からない一方で、捨てるわけにもいかず困っていたのが正直なところです。
–どのような経緯でmyBridgeを知りましたか?
中村様:私は個人でmyBridgeを活用しており、シンプルな機能が使いやすいと感じていました。そのようななか、コロナ感染症の拡大を機に社内でペーパーレス化が進み、会社全体で使用する名刺管理サービスを統一することになったのです。
その際にmyBridgeを提案して他のサービスと比較した結果、操作性に優れ、導入コストが低いという理由で導入が決まりました。営業部のみの決裁で導入できる金額だったため、手続きはスムーズに進んだ記憶があります。導入直後に大きな展示会を控えていたため、社内向けにmyBridgeの説明会を開催し、現場で円滑に活用できるように備えました。
展示会で得た名刺をスマホ撮影して即日登録
退職者が保有する名刺情報の引き継ぎにもmyBridgeを活用
–業務において、myBridgeをどのように活用していますか?
岡部様:2022年にmyBridgeを導入し、現在は主に営業本部の約30名が利用しています。営業本部以外では、展示会に参加する技術部や開発部の一部のメンバーも利用中です。
現在、9つの共有名刺帳を運用しています。営業担当者が業務で交換した名刺を登録する「ALL」という名称の共有名刺帳や、展示会ごとに入手した名刺をまとめる共有名刺帳などを用途に応じて使い分けている状況です。
そのうえで、収集した名刺情報をマーケティングオートメーションに登録し、見込み顧客に対してメール配信を行う仕組みを整えています。展示会で入手した名刺はmyBridgeに即日登録しているため、迅速なフォローアップが可能です。
また、営業担当者が退職する際の名刺情報の引き継ぎにもmyBridgeを活用しています。名刺の登録日時がmyBridgeに記録されるため、最新の名刺情報を把握しやすく、スムーズな情報共有につながっています。
営業担当者をはじめとする利用者からは「操作がとにかく簡単で使いやすい」との声が多いです。複雑な操作が必要なツールだと多忙な営業担当者が使わなくなるため、myBridgeを選んで正解だったと考えています。
名刺情報の登録にかかる日数を7日から1日に短縮
翌日のフォローアップにより面談率が2倍に向上
–myBridgeを導入してどのような変化がありましたか?
中村様:myBridge導入前は、展示会で入手した名刺をスプレッドシートに手入力するために7日かかっていましたが、導入後は当日中に名刺情報を登録できるようになりました。スマートフォンで名刺を撮影するだけで済むため、大変助かっています。手入力によるミスもなくなりました。
また、名刺情報を即日登録できるようになり、展示会の1日後に見込み顧客にメルマガを送信できる体制が整いました。その結果、見込み顧客との面談率が2倍に向上しました。
実は、展示会後のアプローチは3日以内に行わないと面談率が大きく下がる傾向にあります。逆に、翌日中にアプローチができると面談率が飛躍的に上がることがわかっています。これまでは情報登録にかかる工数の問題から実現できていませんでしたが、myBridge導入により、タイムリーなフォローアップが可能となり、展示会で得た接点を後日の面談につなげる取り組みがより効果的なものになりました。

その他にも、社内における名刺情報の整理が進んだため、これまで実施してこなかったテレアポを行うようになりました。テレアポから実際の商談につながるケースも出てきており、新規顧客を獲得する施策の幅の広がりを実感しています。
さらに、営業担当者が取得した名刺情報がmyBridgeに保存されるようになったため、退職する際にスムーズな引き継ぎができるようになりました。共有名刺帳の活用を通じて、名刺情報が会社の貴重な資産であるという意識が社内に徐々に浸透してきています。
今後はmyBridgeのメモ機能やグループ機能の活用を進めたい
目指すのは、顧客情報の網羅的な一元管理
–最後に、今後の展望をお聞かせください。
中村様:今後は展示会で得た名刺情報をより効果的に活用するための施策を進めていきたいです。具体的には、myBridgeのメモ機能やグループ機能を活用し、展示会における営業活動の詳細や商談ステップの管理を細かく共有していきたいと考えています。
現在は大阪での展示会参加が中心ですが、今後は東京や名古屋など他のエリアでの展示会も増やしていく予定です。他の営業所も含めてmyBridgeの活用を促進し、展示会で得られる情報を網羅的に一元管理できる体制を構築していきたいと思います。